同じ高次脳機能障害であっても、等級が異なるのはどうしてですか。
質問
同じ高次脳機能障害であっても、等級が異なるのはどうしてですか。
回答
ひとくくりに高次脳機能障害といっても、その程度は様々です。
たとえば、同じ高次脳機能障害であっても、重いものでは、他人と意思疎通が図れない、問題解決能力が欠如してしまう、持続力や社会性に欠けるため働くことが出来ないといった症状が、軽いものでは多少の困難はあっても意思疎通を図り、問題を解決する能力がある、仕事も8時間程度持続的に行うことが出来て、社会的にも不適切な行動がほとんど認められないものまであります。
- 保険会社から、これ以上の治療は事故とは因果関係が無いから、治療費の支払いを打ち切ると言われました。
- 後日の裁判等で、私にも事故の発生について過失があったと判断された場合、自賠責保険から支払を受けた金額は、返還する必要が生じる場合があるのでしょうか
- 整骨院での治療についても、保険会社は、治療費を支払うのでしょうか。
- 過失割合について、相手方保険会社から、判例○○という雑誌の写しが送られて来ました
- 歩行中に、自動車に衝突されて、フロントに乗り上げた後に地面に投げ出され、頭を強く打ちました。
- 交通事故で後遺症が残りましたが、職場の理解と私自身の努力の成果によって、事故の前後で収入には変動がありませんでした
- 高次脳機能障害の等級ごとの基準は何となく分かりましたが、もう少し客観的な基準で等級を分けることはできないのでしょうか
- 意思疎通等が「できない」のは分かりますが、「困難が著しく大きい」というのは、どのように判断されるのでしょうか
- 意思疎通能力、問題解決能力、持続力・持久力、社会適合性が、どの程度失われると具体的な等級が認定されうるのでしょうか
- 高次脳機能障害の評価が、その程度によって、細かく等級が分かれて認定されることは分かりましたが、何かその分類に基準はあるのでしょうか