事例57 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫、腰椎捻挫)損傷の案件において、弁護士介入後、保険会社の提案額を約1.8倍に増額させることに成功した事例
事例57 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫、腰椎捻挫)損傷の案件において、弁護士介入後、保険会社の提案額を約1.8倍に増額させることに成功した事例
依頼者
埼玉県川口市在住の会社員の40代男性
等級・部位
併合等級14級9号・頚椎、腰椎
事案の概要
依頼者は、自動車を運転し、信号機のない埼玉県川口市内の交差点を直進する際、右方から直進してきた相手方運転車両と衝突する出会い頭の交通事故(以下「本件交通事故」といいます。)の被害にあい、頚椎捻挫・腰椎捻挫のいわゆるムチ打ちとよばれる怪我を負いました。
本件交通事故後、依頼者は、相当期間の治療を経て、症状固定となり、後遺障害等級14級が認定されました。この後遺障害認定の後、ご自身で相手方任意保険会社と交渉してきましたが、相手方の対応に納得がいかず、当事務所弁護士に交渉を依頼されました。
当事務所介入後、解決に至るまで
本件交通事故による損害賠償の交渉における主な争点は、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、及び後遺症逸失利益の額でした。
弁護士介入後、当初、保険会社は、いわゆる任意保険基準によって算出された損害賠償額約170万円を提案してきました。しかし、その金額が相当でないとして、当事務所弁護士において、いわゆる裁判基準による適正な損害賠償額(約310万円)を算定し、交渉を進めていきました。
交渉の結果、相手方保険会社は、当方の主張を100%認めてきたため、相手方との間で早期に和解が成立しました。受任後4か月(実質的な交渉は2か月)で満額回答を得ることができたのです。
解決のポイント
・相手方任意保険会社との損害賠償交渉を専門家である弁護士が行うことによって、わずか数カ月で、損害賠償金を約1.8倍に増額できたこと。
・裁判やADRなどの第三者機関を介さず、当方の主張を100%認めさせることができたこと
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
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