頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)

 

昭和30年代、タイピストや電話交換手の職業で、若い女性に、肩から上腕・肘・前腕・手指の痛みや痺れ、肩凝り、目の疲れ、背部のだるさを訴えるケースが多発し、社会問題となりました。

上肢を同じ位置に保持し、反復使用する作業により、神経・筋肉に疲労を生じた結果、発症する機能的・器質的障害と判断した労災保険は、これを職業病として認定したのです。

そのときに、頚肩腕症候群と名付けたのです。

治療から症状固定までのポイントとしては、概要以下の通りです。

1カ月に、10回以上のリハビリ通院(整形外科医等の医師による診察を受けること)を継続し、

②できるだけ早期、2カ月以内にMRI検査を受けること、

これにより、149号の後遺障害が認定される確立は高くなります。

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弁護士法人江原総合法律事務所

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