後遺障害のポイント122)頚骨と腓骨の働き

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脛骨とは、膝と足首の間にあり、すねを形成する太い骨のことで、下腿の前面内側に位置し、腓骨と対になって下腿を支えています。

 

脛骨は、大腿骨に続いて、二番目に長い骨で、膝から上の全体重を支える役目を果たしています。

すねをぶつけて飛び上がるほど痛いところ、いわゆる弁慶の泣き所は、脛骨です。

 

交通事故では、膝関節と連結しているため、脛骨を骨折すると、関節内の構造体である半月板や靭帯損傷を合併し、重症化することが多いようです。

 

脛・腓骨々幹部骨折では、腓骨の一部を骨採取し、脛骨の骨折部に移植することも行われており、腓骨は骨折しても日常生活に影響しないと思われていますが、腓骨は、実は、膝や足首の痛み、足の疲労に大きく関係しています。


                          けいこつ②.jpgけいこつ③.jpg
 

腓骨々幹部骨折のXP画像です。

 

転位が大きく、AOプレートで内固定されています。


腓骨の役割は、2つあるのですが、まず第1は、歩行時の衝撃の吸収です。

人は、地面からの反発力を吸収しながら歩き、走っています。

一歩、一歩ごとのショックアブソーバー機能は、腓骨の働きによるものです。

 

もう1つの役割は、腓骨の存在により、その下の足関節を、さまざまな方向に動かせることです。

 

腓骨は、転位しやすい骨であり、腓骨体重、足組み、草むしりなど膝を曲げる姿勢などを長時間続けると、腓骨は、やや外側に転位していきます。

 

腓骨は、腓骨神経を圧迫しやすい為、腓骨のずれが大きくなると、膝下の外側から足の甲にかけてのしびれや感覚異常、足首や足指を上げることができない症状や、つまずきやすいなどの症状が出現します。

腓骨の転位は、痛みだけでなく、しびれにも関係します。

 


 

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