268 網膜振盪症(もうまくしんとうしょう)
交通事故では、自転車、バイクの運転者の眼球打撲で発症しています。
打撲の衝撃が眼底に加わることで、網膜の黄斑部に浮腫を起こした状態です。
皮膚にモノが当たると、内出血はしないものの、腫れることがあります。
そのことが、眼底の一部に起こったと想像してください。
眼の奥を見ると、黄斑部が乳白色に混濁し、小出血を伴っていることもあります。
平均的には、2、3週間で治癒し、後遺障害を残すことは通常は無いようです。
交通事故による眼球の打撲では、後に緑内障の原因となる外傷性の虹彩離断、外傷性白内障、水晶体亜脱臼、硝子体出血、網膜剥離などを合併することがあります。
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弁護士法人江原総合法律事務所
埼玉・越谷地域に根差し、交通事故に豊富なノウハウを持つ江原総合法律事務所の弁護士までご相談下さい。交通事故分野における当事務所の対応の特徴は、「事故直後」「後遺症(後遺障害)の事前認定前」からの被害者サポートです。適切なタイミングから最適なサポートをいたします。