196 胸腹部臓器の外傷と後遺障害について
胸腹部臓器の外傷と後遺障害は、自賠法では、以下の5つに分類されています。
①呼吸器
②循環器
③腹部臓器
④泌尿器
⑤生殖器
複数の臓器に障害を残すときは、併合によって、障害等級が認定されています。
複数の臓器に障害を残し、常時や随時介護を必要とする重症例では、別表Ⅰが適用されています。
呼吸器の仕組みについて
ヒトは、息をしながら、美味しいものを食べて、命を長らえています。
生命を維持するには、酸素と栄養素を体内に取り込むことが必要不可欠です。
酸素を体内に取り込むのは呼吸器系、栄養素を取り込むのは消化器系の仕事です。
胸膜は、肺を直接包み込んでいます。
左右の肺に挟まれた胸腔の正中部は縦隔と呼ばれ、心臓、胸腺、気管、気管支、食道、大動脈、大静脈、胸管、神経などの器官が存在しています。
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弁護士法人江原総合法律事務所
埼玉・越谷地域に根差し、交通事故に豊富なノウハウを持つ江原総合法律事務所の弁護士までご相談下さい。交通事故分野における当事務所の対応の特徴は、「事故直後」「後遺症(後遺障害)の事前認定前」からの被害者サポートです。適切なタイミングから最適なサポートをいたします。