77 第5中足骨基底部骨折=下駄骨折

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Aの部分が下駄骨折、Bがジョーンズ骨折です。

 

下駄が庶民の履物であった時代に、多発した骨折であることから下駄骨折と呼ばれます。

もちろん、現在でも、足が捻転したときに、この骨折が発生しており、第5中足骨基部骨折とは、小趾側の甲にある中足骨の根元が骨折したものです。

下駄骨折は、足部を内返しする捻挫で発症する外傷性骨折で、比較的高頻度で発生しています。

この後に説明するジョーンズ骨折の部位より足首に近いところを骨折します。

 

交通事故ではね飛ばされ、段差を踏み外す、また傾斜のある路面に転落し足を捻挫したときに、足関節の内反強制が加わると、第5中足骨基底部に付着する短腓骨筋腱が引き伸ばされ、その腱の牽引力と第5中足骨 に加わる捻転力により、捻じ切れるような感じで骨折を生じます。

足関節の内反強制で骨折するため、足関節捻挫に注目され、この骨折が見逃されることがあります。

 

治療は、徒手整復できるものでは、46週の固定を施行します。

徒手では整復困難な転位が認められるときは、オペによる整復・固定処置が行われます。

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