後遺症認定のポイント162 肘部管症候群 (ちゅうぶかんしょうこうぐん)

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尺骨神経が、肘部管というトンネルの中で絞扼・圧迫されているものです。

肘の内側のくるぶし=上腕骨内上顆の後ろに、尺骨と滑車上肘靭帯で形成された肘部管というトンネルがあり、このトンネルの中を尺骨神経が通過しています。
トンネル内は狭くゆとりがないため、外傷による打撃、圧迫、引き延ばしで、神経麻痺を発症します。

肘の内側のくるぶしの後ろをたたくと、痛みが指先にひびくチネルサインが陽性となります。
先に説明のフロメンテストも陽性となります。


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神経伝達速度検査では、神経を電気で刺激したときに、筋肉が反応するまでの時間が長くなります。

肘部管症候群と診断されたときは、できるだけ早期にオペを選択することになります。
オペは、絞扼・圧迫を受けている部位、状況で異なりますが、以下の3つが行われています。
①オズボーンバンド=腱弓の切開、
②上腕骨内上顆の切除、
③尺骨神経の前方移行術
①②では、オペ後7日間程度、肘が固定されます。
③では、皮下前方移行術で3週間程度、筋層下前方移行術で1か月前後、肘は固定されます。


 

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