後遺障害認定のポイント112)SLAP損傷=上方肩関節唇損傷


SLAP損傷=上方肩関節唇損傷は、肩関節を構成する肩甲骨に付着する軟骨の関節唇が、交通事故外傷で断裂した状態のことで
す。


112-1.jpg                              正常な関節唇


112-2.jpg

                              断裂した関節唇
           ○印の部分が関節唇で、三角形の形をした軟骨が上下に1つずつあります。


肩関節を構成する肩甲骨に付着する軟骨を関節唇と呼んでいます。
上腕骨と肩甲骨の間に存在し、肩関節の安定、関節の可動性、滑り止めの機能を有しています。

バイク事故等で、転倒し、肩を路面に打ちつけられることで発症することがあります。MRIにより、断裂の確認ができます。

当該損傷の立証ができ、関節の可動域に制限が残る場合には、通常は12等級相当の後遺障害の認定が想定されます。ただし、内視鏡下関節唇修復術の適用により、改善された場合には、非該当となる場合もあります。
相手方保険会社が、同修復術について、治療費の支払いに拒否反応を示す場合には、先に症状固定をした上で後遺障害の認定を受け、自賠責保険からの保険金を利用して治療を受ける方法も検討する必要があります。

 



 

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