後遺障害認定のポイント90 足根骨の骨折 踵骨前方突起(しょうこつぜんぽうとっき)骨折

立方骨圧迫骨折に次いで、足関節捻挫として見逃されるものに、踵骨前方突起骨折があります。

                   前方突起の図.gif

大きな外返し捻挫に伴う外力と、踵骨前方突起に付着している二分靱帯の張力が作用して前方突起部が裂離骨折するのです。同じ作用が舟状骨や立方骨に働いたときは、これらの骨が骨折します。

 

歩行中、自転車、バイクVS自動車の衝突で、足の外返し捻挫したとき等に発症することがあります。

足の外側が大きく腫れ、直後は、激痛で歩行することができない症状が特徴です。

受傷直後、足関節捻挫と診断され、その後の経過で腫れもひき、痛みも軽くはなったが、体重を掛ける、足を捻ると、疼痛を発症するときは、この骨折が疑われます。

 

距骨外側突起骨折、立方骨圧迫骨折は、足関節捻挫と誤診され、看過されやすい骨折です。

側面XPでは、距骨と重なるところから、見落とされる可能性が高いのです。

踵骨前方突起骨折は、前方突起縁の二分靭帯付着部の裂離骨折ですが、近位の二分靭帯損傷と誤診されることも多いのです。

外側靭帯や二分靭帯の断裂と診断されても、3週間以上疼痛と腫脹が続くようなら、専門医を受診、XPCTで圧痛部位を中心として、踵骨前方突起、立方骨関節面、距骨外側突起先端を詳細に検証しなければなりません。

 

踵骨前方突起は内返しで剥離骨折、外返しで距骨と衝突して圧迫骨折を起こす、側面X線写真で距骨と重なり見落とされ、難治性の捻挫として長期に加療されることがあります。初期であれば、3週間程度のギブス固定により、後遺障害を残すことなく治癒することが多いです。

陳旧例では、外側縦アーチを保持する、幅広の硬性アーチサポートを装用します。

                           アーチサポート.jpg

それでも、疼痛が改善しないときは、偽関節では骨接合術や骨片切除などのオペ適応となります。

 

踵骨前方突起骨折における後遺障害のポイント

 

踵骨前方突起骨折は、大きな捻挫として見過ごされ、放置され陳旧化することがほとんどなのです。

見逃されたまま陳旧化すると、当然に疼痛や、それを原因とする機能障害を残しています。

専門医であれば、陳旧例に対して、ステロイド剤や局所麻酔剤などの注射による保存療法が選択され、それでも疼痛が改善しないときは、裂離した骨片の摘出術が施行されます。


 

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